BIMとは?建材・設備メーカーが知っておくべき基本
建設業界で広がる、製品選定の新しい前提
BIM(Building Information Modeling)は、建築・設計・施工の現場で広がるデジタルな情報活用の仕組みです。3Dモデルだけでなく、製品情報や仕様情報をプロジェクト全体で活用するための考え方でもあります。
このページでは、BIMの基本と、建材・設備メーカーにとってなぜBIM対応が重要になるのかをわかりやすく紹介します。
BIMは、建設プロジェクトの情報をつなぐ仕組みです
BIMは、建物やインフラに関する情報を3Dモデル上で整理し、設計・施工・維持管理に関わる人々が共通の情報をもとに判断できるようにする仕組みです。
BIMは、建築物やインフラの3Dモデルを作成するだけでなく、寸法、仕様、性能、メーカー情報などを一元的に扱うための協働プロセスです。
簡単に言えば、BIMは「建物の形」と「建物に関する情報」を一緒に扱い、関係者が同じ情報を見ながらプロジェクトを進めるための仕組みです。
BIMオブジェクトとは?メーカー製品のデジタルな接点
BIMオブジェクトとは、実際の建材・設備製品を、設計で利用できるデジタルデータとして整備したものです。
BIMオブジェクトは、設計者やBIM担当者が製品を理解し、比較し、設計に取り込むための重要な接点になります。
プロジェクトの3D設計を進める際、建築士や設計者は、選択肢を可視化し検討するために、関連性の高い「デジタルな構成要素」にアクセスする必要があります。
適切なタイミングで、適切な場所から、BIMオブジェクトに簡単にアクセスできるようにすること。
そのため、設計初期の段階で自社製品を見つけてもらい、採用候補に入れてもらうことは、建材・設備メーカーにとって大きな意味を持ちます。
BIM活用は、世界的に広がっています
世界では、今後も膨大な建築需要が見込まれています。GlobalABC / UNEP / IEA関連のレポートでは、2060年までに約2,300億㎡の建築床面積が新たに加わるとされています。
これは「毎週パリ1都市分」に相当する規模とも表現されています。
BIMは、複雑化する建設プロジェクトにおいて、情報の分断や手戻りを減らすための有効な手段として注目されています。
建築プロジェクトの複雑性が高まる中、その管理にはデジタル化が欠かせません。そのため、BIMは多くの国や地域で、設計・施工プロセスのデジタル化を支える重要な手法として活用が広がっています。そのため、BIMは多くの国や地域で、設計・施工プロセスのデジタル化を支える重要な手法として活用が広がっています。
出典: USP Market Research & IMobject 2025年 指定者調査
BIMは、メーカー製品が選ばれる機会を広げます
建設業界のデジタル化が進む中で、メーカーに求められるのは、製品情報を正確に、使いやすく、設計プロセスに届く形で提供することです。
BIM対応は、単なるデータ提供ではありません。設計者との接点を増やし、製品が検討・指定される機会を広げるためのマーケティング施策でもあります。
BIMオブジェクトを通じて、貴社製品を必要としている設計者・BIM担当者・施工関係者に、より早い段階で届けることができます。
貴社製品は、BIMプロジェクトで見つけてもらえる状態ですか?
BIMobjectにBIMオブジェクトを公開することで、設計者やBIM担当者がプロジェクトで製品を探すタイミングに合わせて、貴社製品を届けることができます。BIMobjectにBIMオブジェクトを公開することで、設計者やBIM担当者がプロジェクトで製品を探すタイミングに合わせて、貴社製品を届けることができます。